2020.11.20
美しい田園風景や周辺を囲む山々など、豊かな自然に恵まれた白河市大信地域。その魅力を「食」「遊び」「交流」のコンセプトから情報発信していく施設として、2016年に誕生したのが「大信地域市民交流センター ひじりん館」です。
施設内には、農産物直売所「たいしんの幸商店」や飲食スペース、子ども達が無料で遊べるキッズスペース、さらに集会室なども併設し、地域の交流を促進する拠点としても、その役割を担っています。
直売所内には旬の採れたて野菜をはじめ、大信産の大豆と糀を使って作られた「大信みそ」、地元のみならず県内の多くの加工品を手がける明陽食品工業の商品、手づくりの工芸品など、大信の恵みが詰まった品々がズラリと並びます。
「本当においしい、魅力あるものばかりです。他にも、花屋さんではない農家さんがダリアやグラジオラスといった手間がかかる花を育てていたりして、まだまだ伝えていきたい魅力がたくさんあります」
と話すのは、施設の統括マネージャーを務める渡辺稔之さん。
渡辺さんもオススメするのが大信の地酒「初舞台」。農薬を極力使わず育てられた地元産「夢の香」を使ったお酒として1997年に発売以来、長年地元の方々に愛されてきたお酒です。
「香り高く甘みとキレがある、素晴らしいお酒です。数量限定品のため、すぐに完売してしまう人気商品です」(渡辺さん)
併設する飲食スペース「旬菜かふぇ アゼリア」では、ボリューム満点の食事を楽しむことができます。定食やランチには小鉢6種類ほどが無料で付き、そのラインナップは店主の須藤さんが毎朝直売所の仕入れを見てメニューを決め、日替わりのお惣菜を提供しています。
人気メニューの一つが、地元の特産品「白河高原清流豚」を使用した生姜焼き定食。脂の風味と口溶けが良いブランド豚を贅沢に使用した逸品です。ドリンクバーで提供される水出し珈琲も好評で、お昼の憩いの場として多くのお客様で賑わいます。
<ひじりん館 統括マネージャー・渡辺稔之さんとスタッフ>
「もっと沢山の方に大信の魅力を知ってもらいたい。その想いで日々努力を続けています。聖ヶ岩、大信不動滝など、周辺には素晴らしい観光スポットもたくさんありますので、ぜひお立ち寄りください」