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ふくしまの美味しさを支える

おいしさを支える【若喜商店・冠木紳一郎さん】


歴史と風土が醸す天然醸造醤油

“蔵のまち”喜多方市の中心部を通る「ふれあい通り商店街」は、歴史ある店舗が軒を連ね、蔵めぐりのコースとしても多くの方が訪れる人気のエリアです。その商店街の一角で醤油・味噌醸造、小売業を行い、地域の食を支え続けてきたのが「若喜商店」です。その創業はなんと宝暦五年(1755年)。現在代表を務める冠木紳一郎さんで12代目を数える老舗の店舗です。

 

若喜商店を代表する商品が「若喜天然醸造醤油」。厳選された素材を昔ながらの製法で仕込み、2年間熟成させた逸品です。
「地元の素材にこだわり、会津産の丸大豆と小麦を使用しています。稲作も畑作も盛んなこの豊かな風土で育まれた素材を使った醤油を造りたい、そんな想いから試行錯誤を重ねてこの醤油が生まれました」(冠木さん)

深い味わいを生み出す蔵付酵母

 

大豆と小麦から作られた麹(こうじ)と塩水を合わせた物が醪(もろみ)となり、木桶でじっくりと熟成させていきます。熟成の間も櫂入れ(かいいれ)という、醪を撹拌させる大切な工程があります。大変手間のかかる作業ですが、この手間と、長い歳月をかけて仕込み蔵に住み着いた蔵付酵母(くらつきこうぼ)が発酵を進ませ、風味豊かな香りと味わいを生み出していきます。
「夏になり発酵が進むと、醪がブクブクと音を立てるんです。その音を聴いているだけで醪が生きていることを実感でき、造り手としての喜びを感じることができます」(冠木さん)

 
 

店内には天然醸造醤油をはじめ、だし醤油、そばつゆなどの醤油製品も並び、お客様にその違いを味わっていただく利き醤油のサービスも行っています。他にも若喜商店の手作り味噌や会津の地酒、加工品などが並び、会津の魅力を堪能できる商品を取り揃えています。

地域文化を残し、伝えていく

 
 

敷地内にはレンガで造られた道具蔵、座敷蔵があり、1904年に建てられたという貴重な建築物を見学することができます。道具蔵には地域に伝わってきた様々な道具や資料が展示され、客間内の材木が全て縞柿(しまがき)という貴重な材料で造られている座敷蔵は、店舗と共に国の有形登録文化財に認定されています。また、冬期に醤油工場として使われている建物は、春から秋にかけて駄菓子と和雑貨のお店「若喜.昭和館」として開館され、昭和の古き良き時代を味わうことができます。

おいしさを支える人

<若喜商店・冠木紳一郎さん>
「260年以上の歴史と共に歩んできたこの地の文化を、地域に根ざしながら広く発信していきたいと思います。喜多方にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください」

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