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ふくしまの美味しさを支える

おいしさを支える【いいたていちごランド・菅野幸蔵さん】


村の再生を担う希望のいちご

福島県浜通りの北部に位置する飯舘村は、阿武隈山系の豊かな自然に恵まれ、黒毛和牛の「飯舘牛」や高冷地の特性を活かした高原野菜などの特産品で知られています。村の新たな特産品の開発を目指し設立された「いいたていちごランド」は、夏季冷涼な気候を活かした夏秋いちごを栽培する団体として発足し、2004年4月に栽培施設が完成。翌年から出荷を開始し、県内各地の洋菓子店をはじめ、全国各地へと順調に広がりをみせていきますが、2011年の原発事故による全村避難で営農休止を余儀なくされてしまいます。

家族の想いに押され再開を決意

発足時からのメンバーである菅野幸蔵さんは身体的にも精神的にも参ってしまい「何もする気力がない日々が続いた」と話します。しかし、そこで再開に向けて背中を押してくれたのが、家業を継ぐという息子さんの想いでした。決意を新たにした菅野さんは2016年に育苗を再開。その栽培技術を伝えながら、翌年には出荷再開を実現しました。

 

「いいたていちごランド」の代表を務める佐藤博さんと共に栽培している夏秋いちごは「雷峰」という品種。甘味と酸味のバランスが良く、日持性が高いので洋菓子店やフルーツタルト専門店などで多く利用されます。また、国産のいちごが流通しない5〜10月の供給が可能という点も夏秋いちごの大きな特徴の一つとなっています。

 

懸念だった販路も営業努力が実を結び、洋菓子店や地元の道の駅など徐々に回復。売上も震災前の数値に近づくようになりました。さらに全国の飲食市場にプロモーションを行う企業と提携し、雷峰を使用した新メニューを開発。都内の飲食店で展開するなど新たな展開も積極的に行っています。

おいしさを支える人

<いいたていちごランド 菅野幸蔵さん>
「こういう時だからこそ前向きになって、加工品など新たなチャレンジもどんどんやっていきたいです。新たな視点が地域再生や活性化に繋がっていけばと思います」

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