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ふくしまの美味しさを支える

おいしさを支える【豚肉専門店ノーベル・中野目貴洋さん】


家族で紡ぐ こだわりの豚肉

郡山市富田町にある「Novel(ノーベル)希望ヶ丘店」は、自家精肉・手作りハム・ソーセージなどを取扱う豚肉専門店。西白河郡泉崎村にある本店の2号店として2017年6月にオープン以来、多くの人で賑わう人気店です。店舗を営むのは中野目貴洋さん。「念願だった」という郡山での出店。そこには家族と共に紡いできた豚肉への想いが込められていました。

福島県の南部に位置する泉崎村で、40年以上にわたり養豚業「中野目畜産」を営んでいるのが貴洋さんの父・中野目正治さん。長年培ってきた養豚へのこだわり、そして加工直販の店を開くというビジョンを描いていた父の姿を見て育った長男の貴洋さんは、その想いを継ぐことを早々に決意。農業大学へ進学し、卒業後には岩手県の食肉会社で畜産加工の技術を学びます。そこで出会ったのが「ケーゼクナッカー」というチーズ入りのウインナー。その味わいに感動したという貴洋さんは、加工品づくりの可能性をより確かなものとし、食肉専門学校やヨーロッパ研修で研鑽を積んでいきます。

 

技術を習得していった貴洋さんは、2005年に正治さんの夢でもあった中野目畜産の直営店「Novel(ノーベル)」を泉崎村にオープン。こだわりの自家精肉やハム・ソーセージなどの加工品を取揃え、その高い品質に地元はもちろんのこと、県内外でも知られる店へと成長していきました。

“小さな村”から世界へ

 

オープンから3年後、「泉崎という小さな村で作られる物が、世界ではどのくらいのレベルなのかを知りたかった」という思いから、ハム・ソーセージの本場ドイツで開催される世界最高峰のコンテスト「SUFFA(ズーファ)」にエントリー。8個の金メダルを受賞するという快挙を成し遂げました。

 

世界が認めたそのこだわりはドイツマイスター仕込みの直火製法。乾燥から燻煙まで桜の原木を使用し、豚肉の素材の良さを最大限に引き出しています。
「温度や湿度管理に日々気を配らなくてはならず、日本でも数軒しか取組んでいない製法ですが、その手間隙が風味の違いを生み出していると思います」(貴洋さん)

父から子へ継がれる“夢の味”

 

ノーベルで販売される精肉は中野目畜産のオリジナルブランド「夢味(ゆめあじ)ポーク」。一頭一頭大切に育てられた豚肉は柔らかくジューシーな肉質が特徴で、独自配合の飼料と泉崎の良質な水がアクや臭みのない味わいを生み出しています。
「まず大切なのが豚の見分け。同じ品種でも硬い肉質の豚と柔らかい肉質の豚があります。その違いを生きている状態で判別して、選りすぐりの豚だけが『夢味ポーク』として出荷されます」(貴洋さん)
現在農場長を務めているのは次男の崇さん。父・正治さんが培ってきたその“目”と技法を受け継ぐべく、日々努力を重ねています。

苦難乗り越え、新しいことへの挑戦

 

泉崎本店の販売は妹の純子さん、英子さんが担当するなど、家族一丸となって次への歩みを進めていた時に起きた東日本大震災。養豚場は壊滅的な被害を受けてしまいますが、家族の絆で再興を果たし、念願だった郡山での出店を実現させました。
「福島No.1を目指して取組んできた豚肉を、さらに多くの方に味わってもらいたいという思いから、県の中心地である郡山市で出店することは決めていました。泉崎と郡山にある直営店だけでの販売形態にシフトし、おかげ様で震災以前の倍近くの売上を達成することができました」(貴洋さん)

 

店内にはこだわりの精肉やハム・ソーセージ・ベーコンの他に、手づくりのお惣菜や泉崎産の新鮮野菜も並びます。昨年から取組んでいるのが、「夢味ポーク」を使用したノーベルオリジナルカレー。発売当初から人気で品薄になることもあるそうです。“現状に満足せず、常に新しいことに挑戦していく”。店名(Novel=斬新な)にも込められた思いは、現在も変わっていません。

おいしさを支える人

<豚肉専門店ノーベル・中野目貴洋さん>
「福島県No.1の豚を目指し、飼育から加工、販売まで一貫して家族で取組んでいます。さらに多くの方にお届けできるよう、これからも努力と挑戦を続けていきたいと思います」

家族の絆が生むこだわりの味を、ぜひご賞味ください。

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