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ふくしまの美味しさを支える

おいしさを支える【あんぽ柿生産者・佐藤孝一さん】


伝統の技と風土が生み出す、冬の甘み

 

果樹栽培が盛んな地として知られる伊達市で、あんぽ柿の生産を行っているのが佐藤孝一さん。伊達市霊山町で農業を営み現在五代目となる農家さんです。あんぽ柿とは、トロリとした柔らかな触感と濃縮した甘さが特徴の干し柿で、大正時代に同市内の梁川町五十沢地区で栽培方法が確立されました。その生産はやがて霊山町を含めた伊達地方全域へと広がり、伊達の特産品として全国に知られていくようになりました。

 

佐藤さんが、あんぽ柿の原料として使用しているのは蜂屋(はちや)という品種。約60アールほどの畑で、丹精込めて育てられていきます。良質な土壌を持つ霊山町では古くから柿の栽培が行われ、中には樹齢100年を超すものもあるそうです。

大正時代から続く伝統の技

 

11月中旬から柿の収穫が行われ、あんぽ柿作りが始まります。まずは、一つ一つ丁寧に皮をむいていき、Tの字に残した枝にひもを通していきます。

 

そして、干す前に行われるのが硫黄燻蒸(いおうくんじょう)。硫黄で燻す事によって柿の変色や酸化などを防ぐ、大正時代から続く伝統的な製法です。

 

燻蒸した柿を手作業で干し場に吊るして自然乾燥させていきます。乾燥期間は約40日で、太陽の光で変色しないように陰干しにします。「風が乾燥しすぎていても良くなく、適度な湿度がある日が一週間に一度ほどあると豊かな甘味が生まれます。その見極めが大事なんです。」と話す佐藤さん。

 

こうして作られるあんぽ柿の色鮮やかな光景は「柿のカーテン」とも呼ばれ、冬の風物詩として多くの人々に季節の訪れを感じさせ、その華やかさから冬に欠かせない嗜好品としても親しまれています。

おいしさを支える人

<あんぽ柿生産者・佐藤孝一さん>
「今年は柿が豊作で、美味しいあんぽ柿がたくさんできました。霊山の豊かな風土が育んだ伝統の味を多くの方に届けていきたいと思います。」

伝統の技と風土が生み出す味わいを、ぜひご賞味ください。

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