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ふくしまの美味しさを支える

おいしさを支える【くさの根 新谷尚美さん】


お母さん達の手が、地域に根を広げていく

いわき市四倉町。雄大な太平洋を望むこの地で、フェアトレード商品などの輸入雑貨を扱うお店として平成11年にオープンした「くさの根」。発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える「フェアトレード」の精神を草の根的に広げていきたいという想いからその店名がつけられました。オープン以降は、地元の魚や野菜の直売所や食堂を開いていくなど、その規模を順調に広げていくも、東日本大震災の津波によって店舗が流されてしまい、営業中止を余儀なくされてしまいます。皆が下を向く状況の中、代表の新谷さんは“なんとかしなくては”という想いからいち早く行動を開始。震災から2カ月後には移動販売をはじめ、2011年10月には空き店舗を利用して営業を再開させました。

 
 

新鮮な魚介類や、旬の野菜・果物、手作りのお惣菜、加工品などを取り扱うお店として町の暮らしを支え、町外から訪れる方には四倉町の魅力を発信する場として新たなスタートを切った「くさの根」は、次第に客足が増えていき、現在では多くの人で賑いを見せています。

 

2階には食事スペースを増設し、地産品をふんだんに使用したお母さん達手作りの料理を提供しています。以前からの人気メニューの海鮮丼をはじめ、定食や麺類など、豊富なラインナップを用意しています。

手と手が繋いでいく伝統の味

 

そして、近年力を入れて取り組んでいるのが加工品づくり。2016年に完成した加工場では、「さんまじゅうねん干し」「さんま丸ごとぽーぽー揚げ」「いわき前浜しんじょ」といった、いわきの郷土料理を味わえるオリジナル商品「根」シリーズなどが製造されています。

新鮮な魚介を使用した加工品がお母さん達によって作られていきます。「何より大切なのは手作りであること。魚は包丁で叩き、手で練り上げ、形を整える。そうする事によって機械には出せない風味と味わいが生まれるんです。」そう話すのは加工歴25年のベテラン小泉さん。

 

この日作られていたのは「さんま丸ごとぽーぽー揚げ」。さんまを贅沢に使用し、玉ねぎ、にんじん、生姜、味噌などを練り上げて揚げる伝統料理です。

 

「地魚一夜干し」には旬の魚を使用します。「魚の美味しい食べ方はやはり浜の人が一番よく知ってると思います。郷土に伝わってきた味わいをぜひ食べてほしいです。」と小泉さん。

おいしさを支える人

<くさの根代表:新谷尚美さん>
「海があり山も近く、美味しいものが豊富な四倉町を盛り上げていきたいです。食堂のメニューや加工品は、地元のお母さん達から教わってきたものばかり。その魅力を伝えて地域の発展に繋がっていければと思っています。」

 

そう話す新谷さんは新たな特産品づくりにも取り組み、いわきで水揚げされたホッキとウニをご飯と炊き込む「ホッキメシの素」を開発。四倉町の魅力を更に発信していこうと日々邁進しています。

お母さん達の手が繋いできた味わいを、ぜひご賞味ください。

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